論理名表示のためのテーブル設計書とリンク設定を行います。

テーブル定義設定

QueryBookの目玉機能であるテーブル設計書とリンクさせ物理名を論理名で表示させれる設定です。

テーブル定義には以下の4つバリエーションがあります。

1ファイル完結 1テーブル - 1シート(ADO接続) テーブル一覧のシートがあり、各シートはヘッダー付きの一覧形式になっていることを想定しています。
 
Officeを使用します
1ファイル完結 全テーブル - 1シート(ADO接続) 一つのシートですべてのテーブル、フィールドが定義されているヘッダー付きの一覧形式になっていることを想定しています。
 
Officeを使用します
1ファイル完結 (テーブル一覧シート有) テーブル一覧のシートがある場合、この設定を使用します。
セル座標で指定しますので、柔軟な設定が可能です。
Officeを使用しません
1ファイル完結 (テーブル一覧シート無) テーブル一覧のシートがない場合、この設定を使用します。
セル座標で指定しますので、柔軟な設定が可能です。
Officeを使用しません
1ファイル1テーブル (テーブル一覧無し) フォルダ内のエクセルファイルをサブフォルダを含め順次読み取ります。各ファイルは1シートで完結している想定です。
セル座標で指定しますので、柔軟な設定が可能です。
Officeを使用しません

テーブル定義の設定(ADO経由)

この形式のテーブル定義書は以下の条件に合致している必要があります。

  • テーブル定義書はテーブル一覧のシートと各テーブルの定義シートで構成されていることを想定します。また、シートの一行目は列タイトルであることを想定します。
    (列ヘッダーは無理になくてもOK。罫線や余分な列や結合があっても大丈夫)
  • テーブル一覧の物理テーブル名もしくは論理テーブル名が各テーブル定義シートのシート名になってる必要があります。

テーブル定義

  テーブル定義ファイル ファイル名をフルパスで指定します。

テーブル一覧設定

シート名 テーブル一覧のシート名を指定します。「全テーブル - 1シート」の場合はそのシートを指定します。 
物理スキーマ名 テーブル一覧シートの中の「物理スキーマ名」の列を指定します。
※テーブル名をスキーマ名で修飾する必要がある場合に指定します。
物理テーブル名 テーブル一覧シートの中の「物理テーブル名」の列を指定します。
論理テーブル名 テーブル一覧シートの中の「論理テーブル名」の列を指定します。
テーブル備考 備考を表示する場合に、テーブル一覧シートの中の任意の列を指定します。

テーブル定義設定
※テーブル定義のシート名はテーブル一覧の物理テーブル名もしくは論理テーブル名にしてください。

物理フィールド名 各テーブル定義シートの中の「物理フィールド名」の列を指定します。
論理フィールド名 各テーブル定義シートの中の「論理フィールド名」の列を指定します。
フィールド備考

備考を表示する場合に、各テーブル定義シートの中の任意列を指定します。

テーブル定義の設定(ADO経由以外)

セル座標による指定は面倒なので、テーブル定義設定画面で実際にエクセルファイルを開いて設定を作ります。
ファイル形式を指定してテーブル定義ファイル名を設定後、開いてください。

この機能ではOfficeを使用せず独自のエンジンでエクセルファイルを表示します。その分変な表示になる事もあるけどね。
セル座標横のアイコンを押し込んで、表示されたワークシート上のセルをクリックするとその座標がテキストボックスにセットされます。
シート名指定の場合はシートのタブクリックでセットされます。

※開始セルを指定する場合は、表のヘッダーセルではなく実際のデータが始まる先頭セルを指定してください。